MOOMIN WORDS~ムーミン谷の気ままな暮らし~
義務って何?
従来、ムーミン谷にお金を得るための労働は存在しなかったのに「正しい市民の会」を掲げる人が突然やってきて、ムーミン谷は発展途上であると揶揄されます。
労働の義務がムーミン谷にもたらされ、ムーミンパパはムーミン谷の大黒柱になろうと奮闘し始めます。
ミムラ姉さんは孤児院を作ってはたらいています。
スノークのお嬢さんも秘書になりましたが、転職しフィリフヨンカさんに本を読み聞かせるお仕事を始めます。
ームーミンー
義務って何?
ースナフキンー
やりたくないことをやることさ
ミイはお仕事に追われる様子を観察しています。
ママは、義務で頑張るみんなに置いて行かれまいとたくさんのジャムを作ります。
ームーミンママー
なんとまあ、みんなしてなんだか努力して…
ーリトルミイー
その分余計にママは怠けるべきよ
ームーミンママー
私も何かしなくてはね
だけど掃除はきのうやったし…
いやね、みんながまじめになればなるほど
たまには休むのもひとつのしごとじゃない?
最終的に、自分を含めたみんなが労働の義務に追われている姿に嫌気がさしたムーミンがスナフキンに助けを求めます。
仕事に少々飽きてきたムーミンパパやスノークのお嬢さんをさりげなく解放し、ジャムを大量生産したママも休ませて、またのんびり、きままなムーミン谷のくらしがもどってきたのでした。
ースナフキンー
仕事は少ないからね
誰かがあぶれてしまう。
しかたないのさ
ー スナフキン ー
たまには休むのもひとつのしごとじゃない?
新聞紙を破って出てくるミイ
新聞の真ん中の破れたところから顔をだしているリトルミイの絵が描かれている場面があります。
求人広告でムーミンパパがお仕事を探す場面です。
よく、雑貨のデザインでも使用されています。