MOOMINCOMICS4巻 "恋するムーミン"より「家をたてよう」
雑貨やウエアなどムーミンがあしらわれたデザインのものをご愛用されてる方も多いと思います。
そのムーミン谷の個性豊かなキャラクターたちの物語や背景を知ったら、もっと愛着がわきませんか?
よく使われる、イラストの載ってる本や物語のシーンなど、かわいい、おしゃれなムーミン雑貨のデザインの背景を紹介します。
ちびのミイとその家族たちの正体がわかる
MOOMINCOMICS 4巻
最初のキーマンはリトル・ミイとお母さんのミムラ夫人。
ミムラ夫人には子供がたくさんいます。
そして小さな弟・妹たち。
このムーミンコミックスでは17人、途中でミムラ姉さんは、人数確認をあきらめています。
ムーミンたちは冬になると冬眠してしまいます。
みんなが寝静まったムーミン屋敷にふらっとやってきたミムラ一家。
アニメ(2021秋NHK)でも放映されていましたが、オリジナルはこちらなんですね。
アニメでは出てこなかったけれど、コミックではムーミン屋敷にミムラ姉さんが住んでいるようです。
なんで、ママがこんなに子だくさんなのかわからないわ
~ミムラねえさん~
小さな弟妹たちは元気いっぱい。ムーミン屋敷じゅうで暴れまくって、キッチンまでぐちゃぐちゃ、冬眠どころではありません。
よく見かける、
リトルミイがポットにハマってる絵はこの場面です。
フィリフヨンカさんの子供たちを縛り上げ、巻き割台にくぎを打ち付けてつかえなくして、ムーミンパパの帽子に弓矢を射たり…
ミイの悪さについての苦情にも、動じないミムラ夫人です。
こんな、ママ、現実的にいないわけではないですね、、、
ミイとミムラ夫人だと嬉しくなるというか、多少見習いたくなるというか。
真冬の冬眠中にやってきたミムラ一家は
夏至まで居座るつもりでいたところ、いったん退散します。
なぜか居残ったミイは今度はムーミンの部屋を乗っ取ります。
ムーミンは仕方なく家を建てて、スノークのお嬢さんと暮らそう…とこの後、思い立つという、物語です。
強烈なキャラクター、ミムラ母娘
見た目かわいらしい、ムーミン谷では数少ない、人間ぽい外観を持つキャラクターのミムラ族。
雑貨などにデザインされたら愛らしいのに、実はものすごい強烈な自己主張屋のマイペース母娘です。
仲良くできたら楽しいし、いざとなったら絶対頼りになると思います。
その強さ・逞しさが現代人女子にはうらやましくて受けがいいのかも。
なかなか、ミイのようには生きられないですから。